ガングリオンの治療方法

ガングリオンの治療方法

ガングリオンは女性に多い疾患です。ガングリオンの原因と治療方法の解説をしています。

ガングリオンの症状

ガングリオンは基本的に悪性腫瘍ではないので、症状を和らげたり抑えたりする対処療法が治療の中心になります。
ではガングリオンとは一体何なのでしょうか?正式にはガングリオンは結節種といい、手足の関節部分にしこりができます。見た目が気になる場合や、神経を圧迫し、痛みを伴う場合には外科手術で除去することもあります。
ガングリオンは男性より女性に多く見られるもので、手指の関節を日ごろから使っている人がなりやすいそうです。ガングリオンが最もできやすい部位は手首の甲側です。このほか、手のひら側の手首や、指の手の甲側、表皮から数ミリ下の、粘液嚢胞と呼ばれる場所にもみられます。
友人は、ひざの裏側にガングリオンができて、座る事も歩く事も困難になり、ついには手術をした経験がありますが、その後は生活が楽になったそうです。気になる方、お困りの方は整形外科にかかられていらっしゃると思いますが、治療方法や治療方針も病院によって違うようです。セカンドオピニオンを受けてみるのも一つの手段です。

ガングリオンの治療法

ガングリオンの中には、自然に消えるものもあり、その場合には治療は必要ありません。
ガングリオン治療は神経の圧迫により、痛みを生じたときや、見た目が気になる部位にできた場合に行われます。
ガングリオンの治療で最も行われているのが、注射器でガングリオン内のゼリー状の液体を吸い出す方法です。この方法では一時的にしこりなどが消えますが、根を全てとっているわけではないので、再発の可能性が高いといわれています。他にも圧迫してガングリオンを潰してしまうという方法もありますがこれらの方法はあくまでも対処療法で、根治には至りませんので、再発する可能性が高いといわれています。

レーザー治療が注目されています

ガングリオンの治療方法として注目され始めているのが、低出力半導体レーザーを使用した方法です。

レーザー治療のメリット
レーザー光をあてるだけなので、手術のように身体を傷つけることもなく、痛みは一切ありません。再発の可能性が他の治療法に比べるとかなり低いということです。

レーザー治療のデメリット
この方法ではほぼ毎日、1〜2ヶ月に渡っての通院が必要となります。通院しやすい病院が近くにないと、難しい方法です。

レーザー治療の費用は1回あたり500円程度です。
1回あたりの費用は安いですが、1〜2ヶ月間ほぼ毎日通院する必要がありますので、それを考えると金銭的にも時間的にも大きな負担となります。

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ガングリオンの手術

気になる病気 ガングリオンの治療を続けていても何度も再発するようでしたら、思い切って手術を受けるのも1つの方法です。
私の友人も、何度も先生に勧められて、子供が小さいのでタイミングを見計らって思い切って手術を受けたそうです。それまでの対症療法では、再発を繰り返していましたが、思い切って手術を受けて良かったといっていました。

ガングリオン手術では皮膚の下に隠れている、ガングリオンの袋を取り出すことになります。しかし施術中にガングリオンを覆う薄い膜が破けると、根が全てとりきれず、また再発してしまうこともあるそうなのです。それで、手術を躊躇する方も多いよです。
ガングリオンの手術は部分麻酔をした状態で行われます。たいていの場合は1時間以内で終了しますが、メスを入れますので、術後に腫れや熱といった症状が現れることもあります。
友人の話ですが、ガングリオンの診察には複数の整形外科に通ったそうです。また、口コミで、あそこの○整形外科がいいよと教えてもらったところで、実際には手術をする決意をしました。
ネットや口コミで病院の評判を調べることも、これからは大切なのかもしれませんね。

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