網膜剥離の手術
網膜とは、眼の奥にある紙のように薄い膜で、カメラでいうとフィルムの役割を果たしています。
網膜剥離(もうまくはくり)とは、神経網膜が外側の網膜色素上皮細胞(もうまくしきそじょうひさいぼう)から剥がれて、硝子体(しようしたい)の中に浮き上がってしまう病気です。網膜剥離の種類として一般的な網膜剥離は、裂孔原性網膜剥離と呼ばれるものです。
この裂孔原性網膜剥離
は裂孔(すきまや穴)が出来る事によって、その裂孔から液化硝子体の水分が網膜下に入り込み、網膜がはがれてしまうことによって網膜が剥離してしまいます。
網膜剥離は、毎年1万人に1人の割合で発症するといわれ、その発症はどの年齢でも可能性がありますが、20代と50代に多いといわれています。
網膜剥離は、そのまま放置すると失明の危険性がありますが、早期に発見して、適切な治療をすれば視力が回復します。
網膜剥離の手術の費用は、レーザー手術か外科手術で大きく違ってきます。外科手術の場合、2週間程度の入院が必要になってきます。
治療法/保険 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
レーザーによる治療 | 10,000〜13,000円 | 20,000〜26,000円 | 30,000〜40,000円 |
手術による治療 | 40,000〜50,000円 | 90,000〜110,000円 | 140,000〜160,000円 |
網膜剥離の手術は基本的に日帰り手術でなく入院になりますので上記の金額に別途、入院費用がかかってきます。
正確な費用はクリニックに問い合わせをしてみて下さい。