ラクトフェリンとはたんぱく質の一種です
ラクトフェリンは母乳や哺乳類の乳や涙・唾液など粘膜からの分泌物に含まれる『赤色たんぱく質』のことです。
ラクトフェリンは熱に弱いので、加熱殺菌された食品からはほとんど摂取できません。
生まれて一週間ぐらいの初乳には特に多く含まれていると言われ、赤ちゃんに初乳を飲ませる事は免疫力をアップし、感染症を予防する意味で大切な事というのは広く知られるようになってきました。
免疫ミルクという名前の商品を薬局で見かけて買ったことがありましたが、粉状のものをお湯で溶くタイプでした。
今考えると、熱いお湯を使ってはラクトフェリンの成分は摂取できたのかどうか疑問ですね。
ラクトフェリンは腸内から吸収されることがわかってきましたので、LIONではコーティングすることで胃で分解されないような商品が開発されました。
ラクトフェリンはメタボにも効果あり?
ライオン(LION)の研究では、歯周病とメタボの関係を調べていたところ、歯周病菌毒素がメタボリック症候群を誘引する事がわかってきました。
ラクトフェリンには歯周病菌毒素により誘引される脂質異常を抑制するという実験結果も出ています。
それ以外にも、高コレステロール食による脂質異常をも予防できるという研究結果も確認されました。
メタボリック症候群の発生因子の一つ、高脂血症や高コレステロールなどの脂質異常にも効果があるのではないかといわれています。