脳梗塞の原因と症状・治療・予防

脳梗塞は脳の病気で一番多い

脳梗塞などの脳血管障害は脳の病気で一番多い病気です

脳の病気で一番多いのは脳梗塞

脳の病気というと、血管が詰まる事で起きる脳梗塞に代表される脳血管障害(脳卒中、脳梗塞)が一番多いといわれています。脳梗塞とは血管が詰まり血流が止まってしまい、脳の組織が死んでしまう事を言います。
脳梗塞のタイプには3つありまして、脳の太い血管の内側にドロドロのコレステロ−ルの固まりが出来て、そこに血小板が集まることで動脈をふさぐアテロ−ム血栓性梗塞
脳の細い血管に動脈硬化が起こり、詰まってしまうラクナ梗塞
心臓に出来た血栓が流れてきて血管をふさぐ心原性脳梗栓症などがあります。

実家の母が、脳梗塞で倒れたのが1年ほど前のこと。幸い発見が早かったので大きな後遺症は残りませんでしたが、それでも会話のテンポが以前に比べて、返事に詰まったり新しい記憶が失われるといった症状があります。一度死んでしまった脳細胞は復活する事は難しいですが、再発を予防する事は大切です。これ以上病気が進行しないように、注意を促しているのですが、本人の自覚があまりないようで、生活習慣は改める気配がありません。困ったものです。

脳梗塞の初期症状

脳梗塞の症状としては、その発生した部位によって変わってきますが、一般的に次のような症状が見られたら、脳梗塞、脳卒中が疑われます。

  • 言語の異常

  • 思っている言葉が出てこない(運動性失語)、不明瞭な話し方、ひどい時には全く言葉が出てきません(構音障害)、他の人の話が理解できなくなって返事に詰まる(感覚性失語)。
  • 顔面の麻痺

  • 片方の顔面がその反対側に比べて動きが悪くなる
  • 腕や手足の異常

  • 顔の半分や片方の手足がしびれる、力が抜ける
  • 平衡障害

  • 身体がふらついたりバランスが取れなくなる、または立てない、歩けないなどの症状
このような症状がみられても、急性期(発病から早い時期)に適切な治療を受けることによって大事には至りません。ちょっとどもおかしいなと思ったときは、すぐに救急車を呼んで対処してください。

脳梗塞の治療方法

速やかに救急車を呼んで脳神経外科のある病院に運んでもらいましょう。
発症して3~6時間以内を急性期と言いますが、この時期には再開通療法(血栓溶解療法)を行います。また、血流回復のための治療や脳の浮腫を軽減させる治療を行います。

脳梗塞の発作後には、身体全体の働きを保つための治療や合併症に対する予防対策が重要です。 心配される合併症としては、肺炎、胃潰瘍、けいれん、深部静脈血栓症などがあります。

再発防止の治療としては、血液のドロドロを防ぐ薬物療法、血栓塞栓溶解術という外科的治療、血管内治療など症状にあわせて行われます。 また、生活習慣の見直しも非常に大切になってきますので、再発しないように禁煙やお酒を控えるなどの努力も必要です。

脳梗塞の原因

高血圧・糖尿病・高コレストロール・高脂血症・喫煙・過度の飲酒などが原因で、動脈硬化などによって血管が狭くなり血流を止めてしまったり、体内の血液をドロドロにして徐々に血の塊をつくり、それが脳の血管を詰まらせることが原因になります。他に心臓に出来た血栓が飛んできて脳の細い血管を塞いでしまう事もあります。
他に、極端に血圧が下がって脳へ流れる血液の量が不足した時、頚動脈に狭窄があってそのために脳へ流れる血液の量が不足した時、喘息発作で呼吸がうまく出来なかった時なども脳梗塞の原因になります。

脳梗塞の情報 脳梗塞は早期治療が肝心です

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脳梗塞を予防

脳梗塞など脳の病気を予防するには、日頃から生活習慣を見直す事が大切です。
高血圧・高脂血症・喫煙・糖尿病・肥満・ストレスなど様々な特質、ことに体質、生活習慣などを改善させる必要があります。平成20年(2008年)の4月から始まった特定検診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者や予備軍を見つけ出して、生活習慣病の発症を未然に防ぐために、対象者に生活改善をみっちりと指導することにあります。
高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を予防する事で脳梗塞の予防につながります。
また、最近は禁煙が脳のあらゆる病気の危険因子除去効果があることが認められております。

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