手掌多汗症(手のひら多汗症)の治療方法

手のひら多汗症の治療方法

手掌多汗症(手のひら多汗症)の方が汗をかく原因としては、交感神経が関係していると考えられています。ここでは皮膚科を受診する際の知識をご紹介します。

手掌多汗症(手のひら多汗症)について

手のひらにじっとりと汗をかく、緊張すると大量に汗をかく、手をつないだり握手をするのが怖いこんな悩みの方は、手掌(しゅしょう)多汗症と言います。デートの時、手をつなぐのを拒んだり、もしも手をつないだら嫌われるんじゃないかと不安になったり、非常に困っている人は多い症状です。

手掌(しゅしょう)多汗症とは、以前は精神的な原因が多いと考えられていたのですが、現在では精神的な原因ばかりではないというのがわかっています。 精神的な要素の強い手掌多汗症(手のひら多汗症)の治療法はこちら ⇒手のひら多汗症の精神的治療

手汗治療プログラム(SCM)・手術せず3ヵ月で手掌多汗症を改善する方法

手掌(しゅしょう)多汗症の原因

多汗症の方が汗をかく原因としては、交感神経が関係していると考えられています。この交感神経は、心身が緊張した時はもちろんですが、起床時や食事の時にも活発になります。よく、ご飯を食べると暑く感じたりする事があると思います。
交感神経が活発にることで、心臓の拍動は速くなり、血管は収縮して血圧を上げ、汗腺も開くと考えられます。また、精神的なストレスでも交感神経は活発になります。強い恐怖をや不安を感じた時、興奮、はげしい怒りを感じた時、緊張などでも交感神経が働きます。
このことから、精神的なものが手掌多汗症(手のひら多汗症)の原因と考えられていました。

それでは、手掌(しゅしょう)多汗症は何科を受診したらいいの?と思いますよね。
私も、これには迷いました。飲み薬や塗り薬で対処することをお考えでしたら、皮膚科になります。また、精神的なものが原因とわかっている方は、精神科や心療内科のようなところでも対処してくれます。 また、病院以外では美容外科での手術という選択肢もあります。


手のひらの多汗症を病院で治療しようと考えた時、真っ先に思い浮かぶのが皮膚科でしょう。また精神科や心療内科には行ったことがない、行きづらいという心理から皮膚科を選ぶ方が多いようです。
それでは皮膚科の治療方法で代表的なものをいくつかご紹介します。

手掌(しゅしょう)多汗症を皮膚科で治療

ボトックス注射

患部に直接注射し、汗腺の働きを抑える方法ですが、永久的に効果があるわけではなく、数ヶ月ごとに継続する必要がありますが、多汗症には効果のある方法として人気があります。

塩化アルミニウムを塗布する方法

塩化アルミニウムを薄めたものを塗るという一番お手軽な方法です。薬局やネットでも購入できますが、濃度の調整や副作用の心配などからも、きちんと病院で処方してもらったほうが良いと思います。

イオントフォレーシス療法(イオン浸透療法)

弱い電流を流す事で汗腺からの汗の生成を抑制する治療法です。定期的に永続的に行う治療で通院がネックとなりあまり浸透していません。家庭用で手軽にできるように機器(ドライオニック)も販売されています。

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多汗症の手術と保険について

多汗症というのは、厚生省も認定している病気の一つですので、基本的に健康保険や国民健康保険の適用になります。
これは、『多汗症』という病気と医師が判断して『多汗症』という病気の治療をした場合に適用されます。 つまり、医師が多汗症だと判断しない場合には、適用外ですので最初に充分確認しましょう。

多汗症の治療は、保険が適用されれば数万円ですみます。これはその病院が保険診療を行っている病院かということが重要です。
また、治療方法によっても、保険が効くのと効かないものとあります。
外科的な手術には基本的に保険が効きますが、ボトックスには効かないということもあります。
よく宣伝でも見かける美容整形外科では、保険が適用されない場合も多々あります。
病院を選ぶ前に、よく調べる、確認する事が大切です。

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