月経の病気~婦人科の病気

月経の病気~婦人科の病気

月経の病気のいろいろ、月経前症候群・無排卵・月経前症候群・排卵期出血・不正出血・着床出血の解説

月経の病気のいろいろ

女性は月経という毎月憂鬱な時期がありますが、これがまた、不安になることもよく起こるのでやっかいなものです。少しでも不安になった時は、婦人科にかかるのが一番ですが、こちらで参考になることをあげておきます。

月経困難症

月経困難症とは月経痛が激しく、仕事や日常生活に支障があるなどの場合の診断名です。
月経困難症の症状として、月経開始直前からの強い下腹部痛や腰痛、下腹部の膨満感などが特徴です。また、吐き気、おう吐、頭痛、めまい、立ちくらみなどの症状を伴うこともあります。私も数年前からこの状態で病院に行くのをしばらくためらっていましたが、早く診察してもらった方がよろしいようです。
月経困難症には子宮や卵巣に病気がある場合と、特に原因となる病気がない場合があります。
続発性月経困難症
子宮や卵巣の病気があって起こる月経困難症を、続発性月経困難症といいます。原因となる病気には子宮筋腫、子宮内膜症、子宮付属器炎、子宮内膜炎、子宮奇形などがあります。
原発性月経困難症
病気がないのに起こる月経困難症を、原発性月経困難症といいます。
原発性月経困難症の原因は、子宮を収縮させるホルモン分泌の過剰や自律神経失調症など心理的なもの、子宮発育不全や子宮の位置の問題が考えられます。
とかく婦人科は診察に行くのに勇気がいるところですが、早く診断してもらっていれば・・・と後悔しないためにも一日も早く診察を受けて下さい。

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月経前症候群

月経前症候群(PMS)とは生理の約2週間前から起こる心と身体ののトラブルを総称して呼びます。
生理前はホルモンのバランスが崩れることによって次にあげるようなさまざまな症状が現れます。 その症状は、下腹痛、腰痛、下腹部が張る、乳房が痛い・張る、手足の冷え、ニキビができやすい、肌荒れ、化粧のノリが悪い、頭痛、肩こり、めまい、むくみ、便秘、おりものが増える、イライラ、無気力、能率が低下、性欲の変化、などその症状は個人差があります。これらの同じ症状が、周期的に現れます。この症状の現れる時期は、生理前の2週間前後で黄体期と呼びます。
これらの症状がひどく、日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合、月経前症候群(PMS)と診断されます。

無排卵(無排卵性周期症)

無排卵(無排卵性周期症)は月経不順の場合と、正常周期の場合がありますが、どちらも排卵が起こらずに出血することがあります。この原因とされているのは精神的なストレスや、激しい運動、生活習慣の不規則などが原因となって、脳や卵巣からのホルモン分泌が正常に機能しないことによっておこります。
毎月定期的に生理があるからといって安心は出来ませんので、排卵が正常にあるのか、無排卵かの判断をするには基礎体温をしっかり計測する事です。
お医者様に行く前に基礎体温のデーターを何ヶ月かとっておいてから診察される事をお勧めします。病院に行ってからではデーターが出来るまで時間がかかります。
また、妊娠を希望する方は、基礎体温は必須ですので、面倒でも習慣化するようにしてください。薬局やドラッグストアにも基礎体温系と、それを記録する基礎体温表は売っていますので、頑張って記録して下さい。

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排卵期出血

月経以外の時の出血を不正出血と呼びますが、その中でも排卵の時期にあたる期間に出血をすることがあります。排卵する時期は各個人の月経周期によりますが、次回月経予定の前14日前後とされています。この排卵の時期に、卵巣では排卵⇒卵が大きくなる⇒卵胞ホルモンの分泌が盛んになります。 この時期、卵胞ホルモンが急激な変動をしていることによって、とくに卵胞ホルモンが急に減少する時に子宮から出血が起こることがあります。その出血量は月経の時ほどは多くないのが特徴です。
不正出血のもう一つ代表的なものに、着床出血があります。
妊娠の可能性のある方は、こちらも注意してくださいね。
着床出血とは受精卵が子宮内膜の中へ潜り込むときに起こる現象で、少量の出血を伴います。着床出血が起こるのは、排卵日から数えて約1週間後で、茶色いおりものの形で現れます。 時期が月経予定日と重なるので、月経が早く来たのかな?と間違える事もあります。
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